2010年4月1日木曜日

女は、優しい心で理解されることを望んでいる

瀬戸内寂聴さんの本

『愛の倫理』を読んでいて、ハッ!とした部分があった↓

「たいていの妻に去られた夫たちが、

家庭的で、やさしくて、妻思いなのも偶然のことではないように思う。

妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。

やさしい心で理解されることを望んでいる。

多くの、妻にやさしい夫たちは、

本質的に妻を理解しようとしてはいず、

自分の流儀で、自分本位に妻を愛しているような気がする。

ひもじい時に、厚いオーバーを買ってくれたり、

寒い時に、高価なアクセサリーをもらっても妻は充たされない。」

わかってもらえないもどかしさ…(>_<)


↑本を読んでいて私が思い出したのは、妻に去られた知人が、

「俺は、優しくて妻思いの夫だった」

と自分が、いかに優しくて良い夫であったかを

やたら私に言ってくるため、聞かされている私のほうは

「ではなぜ妻は、優しくて良い夫の元を自分から去って行ったのか(?_?)」

と大いに疑問に思っていたのだが、その謎が一気に解けた気がした!

疑問だった反面、

「俺は、どんなに優しくて良い夫だったことか…」

と、自己満足しているような気がしないでもなかったからだ。


例えば私が、人から何かで喜ばれて感謝されたとして

「ありがとう理奈ちゃん。お礼に、ご飯おごるよ」

なんて言われても、一緒に食事したくない相手だったら

ハッキリ言って嬉しくないし、断る。

「女性は精神的つながりや、心の通い合いを重視する」

といわれるが、まさにそうだと思う。

確かに女性のハートを掴むには、

やさしい心で理解してあげることではなかろうか…(^^♪

愛し方を間違えて、縁が切れてしまうのは悲しいから…(T_T)

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