最近、読んだ本で
「非常に面白くてタメになる。しかも読みやすい」のが、
「ヘッテルとフエーテル」だったので、更に
「マッチポンプ売りの少女」も買って読んだ今日この頃、
先に読んだ「ヘッテルとフエーテル」が
『日本タイトルだけ大賞2009』を受賞したと知り、
「そんな賞があったのか?!」
って驚くと同時に笑えるから、その賞について調べてみた。
『「本とタイトルの関係」は「商品と広告の関係」に似ています。
商品の中で、本だけは唯一、
内容に関係なく名前だけで売れる可能性があります。
「日本タイトルだけ大賞」は、
そんな特殊な商品である「本」の中身を問わず、
タイトルだけで表彰しようという世界初の試みです。』
だって
しかし私はそこで思った
「本だけじゃないやろ本以外でも
広告のみならずタイトルというか商品名で売れるやろ」と。
40代以上くらいの人は知ってるだろうか?
「顎に何か付いてるよ」
と言われて、顎を撫でたら
「う~ん、マンダム」
なんて言われる遊びが昭和に流行った事を
昭和45年、倒産しかかっていた丹頂株式会社が
「どうせ会社がツブれるのなら最後に‥」
と思ったのか?いえ何とか立て直そうとしたんだろうね、
撮影費2千万!ギャラ3万ドル!(倒産しそうな会社が!)
で、チャールズ・ブロンソンが顎を撫でて
「う~ん、マンダム」と呟くCMを流したら大ヒット
商品もめでたく大ヒット!
おかげで会社は立ち直り、社名もマンダムに変更されたほどらしい。
これは著名人を使った上手い広告で売れた例だろうけど、
レナウンが「通勤快足」って抗菌防臭の靴下を
販売した時は、ネーミングでヒットさせた奇策って聞いたぞ
そういえば先日、万馬券を出した競走馬
「ネコパンチ」って馬の名前もウケたね
これは父から聞いた話だが、
「ネコパンチは最初の頃、特に女性客が
親しみやすい名前に惹かれて馬券を買ってたけど、
ちっとも勝ってくれないからだんだん
ネコパンチの馬券を買う人が減っていって、
不人気(12番人気)だったレースで1着になってビックリしたわ!」
という事らしい。
最初はネコパンチって名前で馬券が売れてたんだろ
そしたら買い続けてた人が大当たりしたって事ね
(たまたま買った人は超ラッキー)
ネーミングって大事だねー
逆に
「耳触りの良い言葉やネーミングに
だまされてはいけない」とも言うし(ナントカ法案とか)、
気をつけよう(笑)