2010年4月11日日曜日

泉 卓真さんのホスト体験

泉 卓真著『3万円の資金からスタートした起業成功論』

この著者は、25歳で起業するまで

自分に都合のよい「理由」を口にしては

転職を繰り返していたという。

「一生働ける企業じゃなかった…」

「楽しくないし、思っていた企業とは違う…」等々、

いま考えると完全になめてますよね。

(↑確かに自分に都合のよい「理由」や「理屈」は、

いくらでも思いつくものだよね、と私も思う)

ただ、そこで面白いのがホストクラブで働いた時のこと(笑)

ホストクラブで厨房の調理補助を募集しているのを見つけ、

お酒が一滴も飲めず、当然こういう店にも行ったことがない著者が

面接に行くと「即採用」され、「出勤するときはスーツでくるように!」

と言われ、初日に厨房へ向かおうとしたら、店長になぜか止められ

「いずみ君の働く場所は厨房じゃないよ!」って、

メッチャ笑顔で言われた。

「僕は厨房でけっこうですから!」

そんな話は聞いてもらえずに、何の説明もないまま、

ホストたちが待機している部屋に連れて行かれて、

放置されたが、誰も喋らないし、携帯でメールを打つ音だけが響いてて、

とても「おも~い」空気が漂っていた。

「いずみちゃん」って誰かに呼ばれたので、顔を上げ見てみると、

店長が僕を呼んでいる。

その「いずみちゃんって何ですか?」ってキレ気味に聞いてみたのだが、

店長は「ホストクラブの決まりごとだよ!」って言っていた。

老舗のホストクラブでは名前をちゃんづけで呼ぶらしい。

お客さんに「いずみちゃんはチークとか踊れる?」って、

一緒に踊らされそうになったりもしたのだが、

僕はその「チーク」を知らねぇ!

店長は研修で「歌か踊りかを選んで練習するように!」って

言ったはずだと怒っていたのだが、そんなことより

「僕にホストをやらせたあんたが悪い!」っと言ってやった。

そして僕はお店を辞めた…。

「へぇ~(゜o゜)ホストデビューって、こんな感じなんだ…」

って、笑いながら読んだよ。ユーモアのある文章だしね(^。^)

それにしても待機席では誰も喋らないの?!(みんなライバルだから?)

ちなみにホステスは、よく喋ってると思う(^^♪

ホストクラブへは一度、話のネタにと行ったことがあるが

お金を対価に接客され、相手にされても面白くなかった(-_-;)

しかし内輪のことは客には分からないから、内情きくと面白いわぁ(笑)

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