泉 卓真著『3万円の資金からスタートした起業成功論』
この著者は、25歳で起業するまで
自分に都合のよい「理由」を口にしては
転職を繰り返していたという。
「一生働ける企業じゃなかった…」
「楽しくないし、思っていた企業とは違う…」等々、
いま考えると完全になめてますよね。
(↑確かに自分に都合のよい「理由」や「理屈」は、
いくらでも思いつくものだよね、と私も思う)
ただ、そこで面白いのがホストクラブで働いた時のこと(笑)
ホストクラブで厨房の調理補助を募集しているのを見つけ、
お酒が一滴も飲めず、当然こういう店にも行ったことがない著者が
面接に行くと「即採用」され、「出勤するときはスーツでくるように!」
と言われ、初日に厨房へ向かおうとしたら、店長になぜか止められ
「いずみ君の働く場所は厨房じゃないよ!」って、
メッチャ笑顔で言われた。
「僕は厨房でけっこうですから!」
そんな話は聞いてもらえずに、何の説明もないまま、
ホストたちが待機している部屋に連れて行かれて、
放置されたが、誰も喋らないし、携帯でメールを打つ音だけが響いてて、
とても「おも~い」空気が漂っていた。
「いずみちゃん」って誰かに呼ばれたので、顔を上げ見てみると、
店長が僕を呼んでいる。
その「いずみちゃんって何ですか?」ってキレ気味に聞いてみたのだが、
店長は「ホストクラブの決まりごとだよ!」って言っていた。
老舗のホストクラブでは名前をちゃんづけで呼ぶらしい。
お客さんに「いずみちゃんはチークとか踊れる?」って、
一緒に踊らされそうになったりもしたのだが、
僕はその「チーク」を知らねぇ!
店長は研修で「歌か踊りかを選んで練習するように!」って
言ったはずだと怒っていたのだが、そんなことより
「僕にホストをやらせたあんたが悪い!」っと言ってやった。
そして僕はお店を辞めた…。
「へぇ~(゜o゜)ホストデビューって、こんな感じなんだ…」
って、笑いながら読んだよ。ユーモアのある文章だしね(^。^)
それにしても待機席では誰も喋らないの?!(みんなライバルだから?)
ちなみにホステスは、よく喋ってると思う(^^♪
ホストクラブへは一度、話のネタにと行ったことがあるが
お金を対価に接客され、相手にされても面白くなかった(-_-;)
しかし内輪のことは客には分からないから、内情きくと面白いわぁ(笑)
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