2010年8月3日火曜日

育児放棄 「環境が人を変える」

大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が置き去りにされ、
遺体で見つかった虐待事件のニュースが流れまくっているが
最近は本当に育児放棄や幼児虐待の事件が多い。

幼い子供が、育児放棄されたり虐待されたりして
死に至るのは本当に痛ましい。
子供が可哀想だ‥親が悪い!と言うのは、たやすい。
(当たり前のことなのだから‥)

しかし、なぜ育児放棄を?虐待を?と
加害者である親についても考えてみたい。

育児放棄の原因のひとつに核家族化があるらしいが
最近、ニュースになっている下村容疑者(23)は、
長女(3)が生まれた当初は、真剣に子供の面倒をみており、
子供との充実した生活を自身のブログにもつづっていた。
その後、長男(1)も生まれたが、昨年5月に離婚。
1人で2人の子供を育てながら、飲食店で勤務するようになった。

「風俗店の仕事しんどい」
「自分の時間が欲しかった」
「子育てに悩み、すべてから逃げたかった」
「子供なんか、いなければいいと思うようになった」

等と下村容疑者は供述しているようだが、
子供をほったらかしてホスト遊びをしていたのも、
つかの間の癒しを求める『現実逃避』だったのだろう。

ここで注目すべきは環境の変化だと思う。

結婚していたときは、真剣に子育てをしており
家族みんなの幸せを願っていた母親が
離婚して母子家庭の母となり、きっと経済的理由で
風俗の仕事に就いたことで、妻であり母であった頃とは
非常に大きく(子育て)環境が変わってしまった(-_-;)

『環境が人を変える』

『環境が人を作る』

『自分を変えるには、環境を変えて心機一転がんばる』

すごく、そんな言葉を思い出す。

私自身、長らく疎遠になっている人の噂を久しく聞いて

「え?!あの人が?!なんで?!」

と非常に驚き、激しく動揺したが

「理奈ちゃん。〇〇な環境にいたら、そうなるやろと思うで‥(-.-)」

と言われたことがある。(ごめんなさい具体的には書けないけど‥)

『朱に交われば赤くなる』という言葉もあるが
環境というのは、それだけ重要だし
『類は友を呼ぶ』『引き寄せの法則』という言葉も
人生における重要な縁ある「出会い」「めぐり会い」は
自分が引き寄せて友人環境を作っている部分もある。

下村容疑者が離婚せず、例えばずっと専業主婦だったら
幼い我が子を死なせてしまう事は、なかったかもしれない。

親や元夫が救いの手を差し伸べて、経済的にも少しでも
子育て環境を整えてあげられていたら‥。

行政が保護出来ていたら‥。

今さら、そんな事を考えても命は戻らない。
もう取り返しがつかない事が起きてしまったのだ。

せめて行政のあり方に見直しが入ることを願いたい。




























 今年1月、飲食店より短時間で稼げる大阪・ミナミの風俗店に転職。同時に勤務先が部屋を借り上げている現場マンションに転居。店関係者によると「仕事に来るといってこなかったりで、まじめな勤務状況ではなかった」といい、嫌々働いていたとみられる。



 これまでの調べに、下村容疑者は「自分の時間がほしかった」とも供述。子育ての悩みを勤務先の風俗店の男性従業員に相談し「死にたい」と漏らすなど、育児ノイローゼ気味だったとい

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