2010年11月23日火曜日

殺人では誰が得をするか?も考える

『首都圏の連続不審死事件』で
木嶋佳苗被告が殺人容疑で逮捕されたという。

そりゃ付き合いのあった男性が何人も不審死し、
生前に少なくない金銭を受け取っていたとなれば、
木嶋自身がどんなに否認しても、
「結婚詐欺だ!この女が殺したに決まってる!」と
誰だって思うやろ(-_-)


昔『トリカブト殺人事件』というのがあったが、
犯人の神谷力は3度結婚し、妻が3人とも
心筋梗塞や急性心不全で死んでしまった。しかし、
「3度の結婚で、3度とも死に別れなんて気の毒」
なんて事にならなかったのは、
妻に多額の保険金が掛けられていたからだ。
(月々の掛け金は、ナント18万以上だったとか!)

そんな時、やはり普通は
「保険金殺人や!夫が妻に保険を掛けて殺したんや!」
と誰だって思うわな(-_-;)

『ロス疑惑』の三浦和義も
妻がロサンゼルスで頭を撃たれ
意識不明の重体となった悲劇の夫のはずが、
一億円以上の保険金を受け取り、
「疑惑の銃弾」で妻に多額の保険を掛けていたこと、
現場にいた白い車に三浦が全く気づかない
三浦の供述などを理由に、
三浦が保険金目当てに
仕組んだ事件ではないかとする内容を連載し
「三浦犯人説」が報道され出して、
マスコミが三浦の自宅前に押し寄せた。

これらの殺人事件では
被害者が亡くなることで誰が得するか?考えてみよう。

動機なき無差別殺人というのもあるが、
殺人の動機となるのは
「金銭トラブル」
「男女トラブル」
「怨恨」等に限らず、
「この人が亡くなる事で、トクするのは誰か?」
も捜査では考えるのだと、ずっと前に
誰かから聞いたことを思い出して書いてみました。

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