2010年11月19日金曜日

「身体の距離」と「心の距離」は別

<石巻3人殺傷>被告の少年、涙声で謝罪「一生償いたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000095-mai-soci

『少年は、元交際相手の女性(18)との復縁に
反対する女性の姉らを殺傷したとされる。
被害者への気持ちを弁護人に問われ
「当時は相手の気持ちを考えず、
自分の気持ちだけで行動していた。
僕の身勝手な考えで2人の命を奪ってしまい、
申し訳ないと思っています」と声を絞り出した。』

世の中、思い通りにならない事のほうが、
はるかに多いが、この少年(被告)は
復縁したいのに復縁に反対する姉らを殺傷し、
元交際相手を連れ去った他罰型人間だ。

自罰型なら
「交際相手が去って行ったのは
自分が愛し方を間違えたからだ」とか考えそうだが、
この事件では犯人が、
元交際相手と復縁出来ないのは
復縁に反対する家族のせいとばかりに、
自分以外の人を悪者にしたから起こったのだ。

今は本当に心から
「相手の気持ちを考えず、
自分の気持ちだけで行動していた。
自分の身勝手な考えで‥」
と、反省しているのだろうか?

言葉としては非常に上手くまとまってると思うが
得てして「口が立つ奴(ビッグマウス)」は、
口だけで行動が伴わないことが多いもの(-_-)

いくら未成年でも、2人の命を奪った罪は重い(-_-;)

さらにこの少年が元交際相手を
連れ去ったことが非常に怖い(+_+)

「愛する者に去られた悲しみ」
はよく分かるが
身柄をさらって拘束しても
心は遠く離れたままだということに、
なんで気がまわらないのか(ー_ー)!!

たとえ隣に並んで座っていても、
相手が自分の意思で
傍にいてくれるのと、
脅されてさらわれ、怖くて身体だけ傍にいて、
心が遠く離れているのとは雲泥の差だろ(+o+)

「目に見えない心の距離」の重要さに
少年は気付いているのだろうか?

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