2011年2月6日日曜日

鬼ババァと言われた永田洋子に感じる支配欲

ニュースで、永田死刑囚が病死した事を知った。

「あさま山荘事件」「革命」「学生運動」を
私はよく知らないが、小池真理子の
「悪女と呼ばれた女たち」という本に
永田洋子の事が書かれており、
昭和61年の古い本なのだが、
それを読んで仰天した(ー_ー)!!

永田は『革命』の美名のもとに
残忍なリンチ殺人を行った?!

仲間をリンチ殺人?!しかも14名も?!
なんでそんな惨いことを‥(-_-;)
どんな理由があるにせよ、リンチ殺人が
容認されるわけないが、その理由にも驚愕する(-.-)

山奥のアジト生活に嫌気がさし、脱走した者を
探し出して殺害することを命じ、
「愛人や夫婦という男女の関係は、
革命家の士気を弱めこそすれ決して高めはしない」
と説明し、
「男に媚びを売ったから」
「女とみだらな関係を結んだから」といった理由で
仲間を殺害し続けるなんて狂気の沙汰だ。

永田が異常だと片づけるのは、たやすいかもしれないが
彼女は本当に革命のみを目指していたのだろうか?

異常に支配欲が強く、勝気で周りの人が自分の
期待した通りに行動しないと気がすまないような、
そのための「相当に理屈っぽい弁が立つ」ような
タイプの人だったんじゃないだろうか?

理屈で自分の言動を正当化するのが得意というか、
大義名分がお得意というか‥(-_-)

しつけと称して行われる幼児虐待とか、
正義の名のもとに戦争をするとか、
何らかの理屈で弱いものイジメをするとかは、
する方が自分に都合良い理屈をいくらでも口にしそうだ。

自分の理屈で相手を抑え込み、丸めこんで従わせようとする。

そんな人とは、関わり合いたくない。
関わると非常に疲れるし、危険だ。

「そういう人だったなぁ」と思いだす人とは、
決してもう二度と、会いたくはない。

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