2011年3月8日火曜日

毎年30万匹の犬猫が処分されている

『日本の聖域(サンクチュアリ)』という本で
“二千七百万匹「ペット市場」の実態”
毎年三十万匹が「処分」されている

という見出しを見て驚いた(・o・)

そんなに多くのペットが処分されているなんて‥(+_+)

「消費者にも問題は多い。犬種ブームに乗り、
流行している犬の、それも子犬ばかりを
求める国民性が、この国の犬を苦しめている。
ある犬種がブームになると、数年後にそれが
大量に保健所に持ち込まれ処分されているのは
よく知られている事実だ。」

ペット市場は拡大し続けているらしいが
「ブリーダー」といわれる繁殖業者から卸売業者、
ペットショップなどの小売店を経て「消費者」へ
販売される過程で少なくない数の子犬が
伝染病の感染などで死亡する。
ウイルス感染症が防げない原因の一つに、
「子犬が好まれる」という日本特有の事情もあるという(=_=)

子犬や子猫は確かに可愛いと思うが、
「獣医の世界では本来、生後三カ月まで
母犬や兄弟と過ごすのが望ましいことは常識なのに、
生後二カ月くらいの子犬が
売れ筋となっているため、出産・流通までのスピードが
求められ、感染症の管理が出来ない」

「業者にとって犬猫は生き物ではなく、
あくまで“商品”なのだ」

読んでると暗い気持ちになってくる本だが、
私は子供のころ、犬も猫も鳥も好きだったので
「将来はペット屋さんになりたい」と思ったことがあった。
そうすれば、たくさんのペットが飼えると夢見ていたのだ。

それからだんだん、生き物の世話は大変だと分かり
本気でそんな事を考えなくなったのだが、
今はそれ以上に、仕事にしてしまうと
「ペットは商品」になってしまう事が悲しい(*_*)

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