2011年6月22日水曜日

名前をなくした〇〇

『名前のない女神たち』というドラマは
「〇〇ちゃんのママ」とか
「〇〇さんの奥さん」と呼ばれるママ友たちの
怖いバトルだったらしいが、私は見たことがない。

ただ、そういうドラマが話題になったと聞いた時に
「じゃ、それ以外の人には名前があるのか?」
と、ふと考えてしまった(-_-)

いくつか支店があり、一支店に一人しか
事務員がいない会社では別の支店から
「事務員さん、いますか?」
と電話がかかって来たし、郵便物も
「事務員様」宛で
送られてきた時には、
「私には名前がないんだ。
〇〇支店の事務員なんだ。」と感じた事があるのだが(・_・)

例えば取引先の「A会社の課長」や「B会社の部長」には
名前があるのだろうか?

仕事関係だと相手の会社や肩書きと
付き合いしてるんであって、
それは相手も同じなんじゃないだろうか?

どんな会社のどんな役職でも退職したら
「ただの人」というより
「〇〇さん」になれるような気もする(^^)

そして問題は、そこからかも?!

先日、団塊の世代の知人男性が

「僕は会社員やから、いつか会社を辞める日が来るんですよ。
辞めたら今、ゴルフや酒やら付き合いしてる人たちが
何人、残るかなぁ?と思う。
仕事と関係なく、楽しく気楽に飲める相手とは
長いお付き合いをしたいと思うんですよ。」

と言ってたし、

別の団塊の世代の知人男性は

「僕は会社しか知らんから、給料がもらえなくても
会社に勤め続けたい。」

なんて言っていた。

団塊の世代の人は企業戦士が多いんだろうな‥。

退職したら届く年賀状が何分の1に減ったなんて
話は珍しくないそうだ。

私は「会社を辞めたくない」とは思わないが、
「リナちゃん」とか「リーちゃん」とか「マコちゃん」とか
名前や愛称で呼んでくれて選べる
プライベートで名前がある友達との関係は、
長持ちさせたいと思う(^^)v

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