60歳代後半の女友達に
「阿倍野に出来たキューズモール行った?」
と聞くと
「まだ行ってないけど、明治屋って知ってる?
主人が好きで時々行ってた居酒屋やけど、
すごい人気で満席の時は前で待っててん。
キューズが出来るから立ち退きで
閉店したと思ってたら、復活したらしいね(^^♪」
なんて言われ、別の日に団塊の世代の知人男性に
「この前あべのキューズモールに行きました」
と話しかけたら
「僕、キューズはどうでもいいねんけど
理奈ちゃん明治屋って知ってる?
キューズが出来るから立ち退きになったけど
復活したやろ(^^♪」
「明治屋ですか?この前も友達が言ってたけど
私は知らないんです^_^;」
と答えながら、立て続けに明治屋明治屋って
言われたらメチャ気になるので
明治屋見たさにキューズまで出掛けて行った。
「ここ(・o・)!」
入口を見た瞬間、あまりのレトロさにビックリ(・o・)!
映画で見る昔の昭和の平屋建ての家みたい(・o・)
入口は木の引き戸!表の看板には年季が入っており
「この木枠の引き戸と暖簾の向こうにある店内は、
一体どんな店なのか???」
思いっきり気になったが
暖簾をくぐって引き戸を開け、女一人で入る勇気無し(^_^;)
でも何か納得したね。
私はキューズといえば、
「渋谷109が入ってる!」
と真っ先に思うが、私よりずっと年上の人は
「明治屋」
と思うらしい。
しかし入る勇気がないまま、気になって仕方がない私は
ネットで調べてみたら
『創業昭和13年』の老舗でした(・_・)
戦前からあるんですか?!
大阪が空襲で焼け野原になった時も
運よく焼けなかったって事ですか?
(遊郭の飛田新地はそうらしいけど)
これって重要文化財級?店のなか見たい!
そして友達を誘い、念願の明治屋デビューしました。
想像どおりレトロな店内。
カウンターで働くエプロン姿の4人の女性たち。
オジサンオジサンオジサンだらけの
カウンターでは隣に居合わせた人同士が話してたり、
何ともアットホームな「お茶の間」っぽい雰囲気。
年代によっては懐かしい雰囲気なのかもしれない。
仕事帰りに、お酒とツマミを楽しむ“お茶の間”
みたいな感じがウケるんだろうな(^^ゞ
下戸の私はチューハイとツマミ少々いただいたが、
味はおいしい!これは良い(^O^)
ちなみに、高級の一流のと謳われる銀座は
「お茶の間」っぽい酒場から、
応接間のような酒場になっていったと
聞いた事がある。
応接間のような高級酒場で飲むのも
いいだろうけど、
お茶の間っぽい雰囲気の店にも
生き残って欲しいなぁとつくづく思う
。
0 件のコメント:
コメントを投稿